エンディングとラスト

 

メリイを破壊してから2ヶ月経った。

サヤやう黒ウサギの供養とともに
地下壕の仏像も全てH神社へ運び出し供養した。

そしてサヤが亡き今、正宗が継ぐことになった。
正宗は7年前に当主になり、5年前にメリイを発見した。
そして人形を調べるために外国へ出るも
ある国で事故にあい、半年間の重傷を負った

ようやく日本に連絡が取れるも
その頃にはサヤが当主となっていたようだ。

メリイの始まりとなる人形の誕生の経緯は様々であったが
人形の持ち主はことごとく死んでいき
好事家だった昔の先代が人形を手に入れたようだ。

そして観音兵の研究中に
様々な犠牲者や仏像の怨念がメリイの覚醒のきっかけに
なったと考えられる・・・

そして印人のその後だが
渡辺萌は月間『オーパーツ』のアルバイト記者
吉田つかさは1年後の受験戦争に迎え塾通いの日々
真下悟は探偵業を始める予定
長嶋翔は喧嘩とバイクの気ままな日々だが、最近草野球を始めた
森宮すずは父親と出会い、最近は家族3人で食事に行くようになった
中松栄太は電子掲示板に依存しつつも、職安に通い始めた
柏木愛はアイドル活動を続けている
安岡都和子は銀座で占い師を続けている
広尾まどかはあの地下壕で未だに調査を続けている
大門修治は胸のつかえがおり、体調が良くなったらしい
バンシー伊藤は地下壕に戻ったらしい

そしてメリイだった人形は再び復活していた。
復活防止のための様々な霊的対処を行い
メリイの中に再び念持仏を埋め込み服を着せ
桐の箱へと入れる。
『数十年後には再び念持仏の効力がなくなり
メリイが力を取り戻す。
それまでの間に呪われた人形を滅ぼす方法を見つける
その日まで・・・
大人しく眠っていろメリイ。』

引用:YouTubeより

死印のボスに関する考察

花彦くん

引用:YouTubeより

母子家庭で育ち、校長に養子として引き取られた人物が
『花彦くん』でしょうね。
また物語中で出てくる『赤いの』とは口紅のことだと考えられます。
花彦君は母親に育てられていた期間は
口紅を塗ったりスカートを履いてみたりと
女の子の真似事をするのが好きだったようで

これを引き取った校長は快く受け入れなかったため
個人指導を行ったんでしょうね。
またその裏には校長の幼児愛好家としての
歪んだ趣味も隠れていると思われます。

 

また、校長には死ぬその間際までひどい扱いを受けて
いじめ死んで行ったようなので
このため、花彦君は大人を嫌悪しているものだと思います。

また花彦君は最後まで自分の好きだった化粧をせずに死んでいき
『綺麗だね』と褒めてもらうことが大好きだったお母さんとの
思い出を考えると、また『化粧をしてお母さんに褒められたい』という
思いが強まり怪異になってしまったのではと思いました。

その証拠に口紅を塗った自分の姿を手鏡に写してやると
満足げな表情で成仏していくことがわかります。

花彦君は可愛くて個人的に好きでした。

森のシミ男

引用:YouTubeより

森のシミ男は容姿からしておそらく蜜蜂家族の会長である
丸尾慎蔵であると思います。

また蜜蜂家族は最終的に集団自殺を遂げるということでしたが
丸尾だけは何かしらの理由で自殺をすることが
できなかったと思います。
蜜蜂家族の下書きであった

『・・・しい家族とキャッチボール
液が・・・ついちゃっ・・・ルベトベト・・・
蜂さ・・・集まっちゃ・・・何回もゲーム中断
・・・は神聖な旅立ちです。 静かに行う』

の『何回もゲーム中断』は自殺のことであり
神聖な旅立ち。静かに行うも死ぬことではないかと。
シミ男のは身体中に穴が空き蜂が周りを飛んでいましたので
そのせいで自殺という旅立ちができなかったのでは?と思いましたが
蜂がいてもそれくらいはできそうですよね。

また遺書の内容でも

『教えの・・・ハチミツをかけるとなんとか飲み込め・・・
みんな待ってて・・・すぐに僕も・・・ところへ・・・』

これはおそらく自殺を図ろうとしている際の
手記ですね。

シミ男との対峙の際に、ハチミツをかけた草の根を
シミ男に食べさせることで彼は成仏します。
あの根が何かしらの毒を持っており、そのままでは
なかなかに食べられないからハチミツをかけて
食べるのではと思いますね。

どっちにせよシミ男が一人だけ死ねなかった理由は
謎のままですが根を食べるくらいなら蜂がいてもできますし
言い出しっぺの本人が結局怖くて死に切れずに怪異になってしまった
というオチではないか?ということでまとめます。

森のシミ男は蜂で顔が隠れており見えなかったので
無表情なイメージが強く冷徹なやつだなと思っていたのですが
実際の顔が予想以上に気持ち悪くてビビりました。

続きは次ページに記載します