深夜廻のプロローグのあらすじネタバレ

冒頭はとある絵日記の一部から。

もうすぐ、なつがおわる。

わたしはしょうがくせい。

なまえはユイといいます。

 

きのう、たいせつにしていた

わたしのイヌが

○んでしまいました。

 

とてもつらくてかなしいことでした。

深夜廻の第1章のストーリーとあらすじネタバレ

そして場面は変わり、ぐったりとした黒いイヌを
抱えたユイとその後ろを着いて歩くもう1匹のイヌ。

ユイは慌てた様子で、森の中を走ります。

そして、黒いイヌのお墓を作ってやると
もう1匹のイヌについていた首輪とリードを外すユイ。
しかし、リードが無くともイヌは懐いている様子で
ユイに着いていきます。

しばらく森を進むと、脆い木の板でできた橋を見つけます。
その先で小石を見つけたユイは、橋の向かい側へと小石を投げます。

すると、興味を持ったイヌが橋の向こうの石へ飛びつくと
脆い木の板の橋は崩れ、2人は離れてしまいます。

悲しげに無く犬を背に、ユイは森をさらに進みます。
すると、目の前には1本の大きな木から伸びた太い枝が。
その枝をしばらく眺めるとユイは、足場となる木箱と
先ほど犬から外した赤い首輪とリードを枝にくくりつけ

自らの首をつってしまいます。
なかなかショッキングなスタート。。。

そして、場面は変わり青いリボンの女の子が家のチャイムを鳴らします。
しかし、しばらく待っても家の人は出てきません。
諦めかけて家の前で待っていると家の中からユイが出てきます。

ユイ『ハル!お待たせ!』

青いリボンの女の子はハルという名前のようです。

ハル『ユイ!びっくりした!』

どうやら2人は今夜ある花火を見に出かける様子。

2人は見晴らしの良い丘へ行くと
どうやらすでに花火の打ち上げが始まっている様子。
初めは綺麗な花火を見て喜ぶ2人。
しかし、ハルが口を開きます。

ハル『ふたりではなびをみるの、ことしでさいごになるんだね・・・』

ユイ『ハル、もうすぐひっこしだもんね

   ハルがひっこしするとさみしくなるなぁ』

ハル『やっぱりわたし、ひっこすのやめるよ

   ユイと離れ離れになるなんてぜったいにいやだよ』

ユイ『ハル・・・』

ハル『わたし、ずっとこのまちにいる

ずっとユイと一緒にいるよ』

そしてしばらく黙り込む2人。
引っ越しが避けられないことはお互いに理解している様子。

ユイ『それより、はなびきれいだよ

   せっかくなんだからみようよ!』

ハル『ユイ・・・

   うんそうだね・・・』

そして花火は終わり、辺りはすっかり暗くなった様子。

2人は懐中電灯をつけ、手をつなぎならが帰ります。

しかし、どこか様子がおかしいハル。

ユイ『どうしたの?』

ハル『なんか、変な声が聞こえる

   何だろう。呼んでいるみたいな』

そして、懐中電灯を持っているユイが原因を探ることに。
ハルは近くの草むらに隠れさせて、ユイ1人での行動が開始。

しばらく森を進むと、目の前に何かが落ちているのを見つけます。
拾い上げるとそれはユイがいつも散歩をする
飼い犬『クロ』と『チャコ』につけるための『赤いリード』でした。

何で、こんな場所に?と困惑していると

ユイは不気味なナニカに襲われてしまいます。

そして、それからしばらく時間が経ったのか
いつまで経っても帰ってこないユイに何かあったのかと
心配したハルも草むらから出て、ユイを探しに行きます。

すると、先ほどの場所に懐中電灯が落ちているのを発見。
懐中電灯をつけると、大きなお化けが襲いかかってきます。
他にも色々なものに追いかけられながら、逃げるハル。

やっと森を抜け、道路に出ると先ほどの大きなお化けが
まだ追ってきていた様子。

道路を走って逃げていると、犬が看板に隠れているのを見つけます。
そしてハルも同じように看板に隠れ、大きなお化けが
消えるまでやり過ごします。

そしてお化けが去った後、目の前には1匹の犬が。
犬は口に咥えていた何かを落とし、走り去って行きます。

そのものを拾い上げると、ところどころに黒い毛がついた
ボロボロのお守りでした。

そして、ユイが家に帰ってきていないか
ユイの家まで行って確認しますが、やはりユイは帰ってきていない様子。
ユイが帰ってきたときにわかるよう、置き手紙を家の前に残し
ハルも自分のお家へと帰ります。

そして第1章終了。

深夜廻の第2章のストーリーやあらすじネタバレ

そして場面は変わり、ユイが資材置き場のようなところで目を覚まします。
どうやら山でお化けに追いかけられてからのことはよく覚えていない様子。
そしてとりあえず、家に帰ることにしたユイ。

街を歩いていると、切り刻まれた雑誌を見つけます。
その雑誌の一部を読んでみると
『・・・にであったら

 ・・・、て・・あしと・・

 くび・・・あるものをわた・・・』

読んでは見たものの途切れ途切れの文章で
何が書いてあるのかわからなかった様子。

そしてさらに進んでいくとところどころにカラスの○体やら
何かの残骸と血だまりを見つけます。
さらに先へ行くと、血溜まりの中にメモ用紙が落ちているのを発見。
内容を読んでみると

『・・・ちかづいてくる

    たすけて

 もういやだ

 だれか・・・』

そして、さらに先へ進んで行くと明らかに偽物には見えない
手首から先だけが落ちているのを見つけます。
さらにその先には、不気味な気配漂うお化けが。。。

すぐに看板に隠れ、お化けをやり過ごすユイですが
看板から出て油断した隙に、後ろから大きなハサミを持ったお化けが。

そして場面は変わりハルの方へと移ります。
まだ帰ってこないユイを心配し、

拾ったお守りを持って行こうとします

お化けが守ってくれるかもしれ愛から

そして家から出ると、軒先には先ほどのお守りを落とした犬が。
やはりこの犬はユイが飼っている飼い犬のチャコのようです。
ついて来いと言わんばかりに吠えながらハルを誘導するチャコ。

そのままついて行くと、チャコが吠えている目の前の
掲示板にはユイの写真が貼ってあります。

詳しい記事の内容を読むと

『しょうがくせいのおんなのこが

 ゆくえふめいになっています』

やはりユイはいなくなっていたようです。

そして改めてユイを探す決心のついたハル。

しばらく街を歩いていると路上に落ちているメモを見つけます。
内容を読んでみると

『コトワリさまにであったら・・・

 ・・・てと、あし、と、くびの、

 あるも、の、をわたす、こと・・・』

そして途中で、ユイが襲われていたハサミのお化けに
追いかけられます。
路上のあちこちに転がっていた手首は
このお化けが切り刻んだものなのでしょうか。

逃げていると五体満足の人形が落ちているのを見つけます。
それをすぐさま手に取るハル。

すると、先ほどのハサミ持ちのお化けが目の前に現れ。。。
持っていた人形を切り刻んでしまいます。
そして、いつの間にか消えてしまいました。。。

ハルは残されたぬいぐるみのみぎうでを拾い家に帰ります。
今回もユイは見つけられずじまいでした。

深夜廻の第3章のストーリーやあらすじネタバレ

そして場面は変わり、ユイの方へと移ります。
何やら倉庫のような場所へと閉じ込められているユイ。

部屋を出て、歩いて行くとたくさんの本棚を見つけます。
どうやらユイが閉じ込められている建物は図書館のよう。

それにしてもプロローグの時からユイの頭には
髪の毛で隠れてて、見えにくくはなっているものの
包帯が巻かれているのですが、何を示しているんでしょうか。

そして暗くて大きな部屋の真ん中には大きな布を被せてある
何かがあります。

ユイが部屋じゅうの電気を灯すと、その真ん中にある大きなものの
布が剥がれ落ち、とても大きな鏡が姿を現します。

そして、場面は移りハルの方へと移ります。
今夜もユイを探しに街を探し歩きます。

しばらく街を歩いていると、またチャコが現れ
吠えながらハルを導きます。

チャコの後をついて行くと、次第に踏切の遮断機の音が。。。
踏切までたどり着くと、線路の上には制服姿の女性が立っています。

そして線路には走ってきた電車がものすごい勢いで
過ぎ去っていき、残された線路には制服姿の女性の
姿はありませんでした。

そしてハルも、図書館へとたどり着きます。
古びた窓から走って行くユイの姿を見つけたハルは
図書館に入ることを決意します。

図書館に入ると、ユイらしき後ろ姿の少女が。
ハルもその後を追いかけます。

そして、入った部屋には壺や骨董品などの
収集物がたくさん展示されています。

とそこへ再び、ハサミのお化けが現れます。
逃げ回る中で、ショーウィンドウから出てきた
土偶を手に取るとお化けはそれを粉々にし
消えていきます。

おそらくこのハサミのお化けが『コトワリさま』でしょう。

そして、再びユイを追いかけるハル。

そしてたどり着いた先には冒頭で出てきた大きな鏡。
いつのまにかユイだと思っていた少女は消えてしまい

背後にはもう一人のハルに似た少女が現れ追いかけてきます。
そんな偽物から逃げつつ、部屋じゅうの電気を消すと
偽物は姿を消してしまいます。

そして、鏡に元どおりに布をかけるハル。
結局ここにもユイはいませんでした。

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