WHITEDAY(ホワイトデイ)のエンディングとネタバレ

しずくルート

まずはメインヒロインのしずくルートですが

姉の四宮恭子が自殺した理由を探るべく夜の学校に潜入した

しずくを助けながら八城高校の謎に迫っていきます。

 

黒幕であるさやかに、知らず知らずのうちに誘導され

封印を解かされた勇人は学校中の幽霊を解放することに成功。

しかし、同時にさやかの蘇生の儀式の準備も整ってしまい

さやかは過去に儀式に失敗した四宮恭子の代わりにしずくを生贄として使おうとする。

 

なんとか、勇人が蘇生の儀式を阻止し

2人で学校から脱出、トゥルーエンドではキャンディーをしずくに渡し

ノーマルエンドではキャンディーを渡せずじまいで2人で校舎に残ったひかりを探しに行く。

バッドエンドでは、しずくを助け出すことができず

ブチギレた恭子に追い出されるように校舎を後にする勇人。

渡すはずだった、キャンディーをぶちまけて逃げ帰ります。

それにしても『いつも素敵な気持ちをありがとう!』という告白の言葉は如何なものか。

さやかルート

3年前の事故で死んでしまい、以来幽霊の状態で学校に閉じ込められていた

さやかが勇人を学校に閉じ込め、永遠に二人で…的なエンド。

 

そして、もう一つはしずくに成り代わったさやか?と一緒に学校を脱出するエンド。

一応、さやかルートのエンドとしてカウントされていますし

中にいるのはさやかということでいいんでしょう。

 

最後のシーンで、学校の中にはまだ閉じ込められたままのしずくが

必死に助けを呼び続けるシーンもありますし。

ひかりルート

ひかりルートでは、物語の核心に迫ることはほとんどできず

上述したようなしずくやさやかのその後もわからずひかりと2人で脱出します。

 

個人的には、ひかりちゃんのグッドエンドが

一番恋愛ものっぽくて私は好きでしたね、(単に眼鏡っ娘が好きなだけなんですが)

ひなルート

ひなルートでは、物語の核心でもある音楽教師・山上響の謎について迫ります。

最後には、さやかが企む蘇生の儀式を単独で阻止し結界を破壊?

目が覚めた主人公と一緒に学校から脱出するというエンドです。

ちなみにノーマルエンドでも、グッドエンドでも勇人のカバンから

四宮恭子の名前が彫られた陶磁器が出てきます。

八城高校の呪いと教師たち

生徒や山上響の手記でもあったように、八城高校自体が

さやかの事故が起こったり、しずくのお姉さんが亡くなる前から

悪霊蔓延る学校で、すでに呪われており赴任する教師が次々に苦しんだり

目眩や視力の低下、加えて自殺者が後を絶たないことなど

瘴気に当てられたことにより悪影響が出ています。

これに関していえば、昔この地にあった学校が

戦時中に病院として使われていたり、政治犯収容所として使われていたこと。

その際に、多くの人間が拷問を受け命を落としたというような背景がありますので

土地そのものの呪いはこれが原因だと思われます。

そして、山上響がこの学校に赴任する前から理事長や

学校の教師らは瘴気に当てられておかしくなったのか

はたまた学校の呪いを避けられないものとして受け入れ

半ば諦めたような状態になっているのかという感じでしょう。

 

ただ、はっきりとしたことはわかっていませんが

山上響の手記によると八城高校には生贄を欲する獣、獲物を求める狩人なるものが存在し

事故や自殺ではない、明らかな●人により生徒が命を落としていることからも

学校側の人間(教師や守衛?)の手によって生徒が命を奪われ

悪霊たちの生贄として提供されているという線も否定はできなさそう。

 

霊の仕業なのか人間の仕業も含まれているのか…

そして、個人的に一番疑問なのはなぜ守衛があんなに暴力的なのかという点です。

ひかり、曰く昼は普通の優しそうなおじさんだったよという発言があるのですが

これはおそらく本当でしょう、嘘をつく理由もないですし。

 

まぁ、昼間から学校の生徒を殴っていては流石に問題ですから

夜だけそういうことをしているとすればそうですが、それにしても動機が謎。

考えられる線としては、夜の学校に蔓延る悪霊が守衛に取り憑いて

深夜の学校を徘徊する人間を襲っている?というのが唯一考えられそう。

 

ただ、物語中では霊体でも人間にダメージを与えていますので

わざわざ人間の守衛に取り憑かなくとも、人は襲えると思うのですが

そこの説明は…笑

しずくとさやかは一度も会話をしていない?

物語中では、常にしずくとさやかは入れ違いで

勇人視点では2人は一度も接触していません。

 

しかし、物語終盤しずくに姉と学校の霊を解放してあげてと頼まれた

勇人は最後の火の牌をはめこみ、封印を解き放ちます。

そこに、さやかが突如現れ、あとを追うようにしずくもその場にやってくるのですが

しずくは目の前に勇人とさやかがいるにも関わらず

さやかのことは認識していませんでした。

 

でも、しずくとさやかはクラスメイトだし喋ってたんだったら

さやかの姿が見えないのはおかしくない?と思ったんですが

あとあと考えてみると、ひかりが勇人にこんな発言をしてます。

 

『さやかとしずくは2人きりが多くて、さやかがずっと喋ってる。』

 

これって、さやかはそもそもクラスメイトに紛れていたわけではなくて

霊体としてただ一方的にしずくに話しかけていただけなんじゃないでしょうかね。

じゃないと、ずっと一方的に喋ってるってのは不自然です。

ただ、霊感の強いひかりにはさやかの姿が見えていたから

普通のクラスメイトだと思い込んでいた、というよりさやかがそういう風に思い込ませていた。

 

ひかりは、しずくとさやかの会話は常に険悪で近寄り難かったから

おそらくいつも遠くで見ているだけで、2人の会話中に接触はしていないんでしょう。

さらに、2人きりであれば周りに人がいないため不自然だと思われることもないですし。

 

トゥルーエンド後のしずくの会話でも、姉のことはずっと考えていたけど

死んでしまったさやかさんのことはすっかり忘れていたという発言がありますので

やはりしずくは、学校でさやかと話していたという記憶はない。

つまりさやかは、学校に霊体としていただけで

霊感の強いひかりがその姿を認識していたため、クラスメートだと思い込んでいた

というのが私の見解です…

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