クローズドナイトメアの考察とストーリーネタバレ!千鶴の正体やラストは?

どうも皆さんこんにちは。yoshikiです。

今回は実写ホラーアドベンチャーゲームの

クローズドナイトメアについてご紹介します。

クローズドナイトメアの登場人物・キャラクター紹介プロフィール【CLOSED NIGHTMARE】

上代真莉亜(かみしろまりあ):キャスト太田英里

引用:公式サイトより

本作の主人公。目を覚ますと見知らぬ部屋に閉じ込められていた。

『千鶴』と名乗る人物により、強制的に謎の実験に参加させられた。

どういうわけか過去の記憶を失っており、左腕全体が麻痺している。

銀城瑛翔(ぎんじょうえいと):キャストMASAYA

この建物に閉じ込められ廊下をさまよっていたところ

真莉亜と出会い、共に行動することになった。

真莉亜と同様に過去の記憶がない。

 

八木純(やぎじゅん):キャスト藤木力

千鶴の実験によりこの建物に閉じ込められた3人目の被害者。

真莉亜のことを『仁美』という女性と勘違いしている様子…

 

千鶴(ちづる)

謎の実験を主催する人物。電話口の声は幼い子供のようだった。

その目的は不明。

 

???

建物内の廊下を徘徊する謎の仮面の男。

傷だらけの狂気じみた仮面で素顔を隠し

血に染まった鉈で真莉亜たちに襲いかかる。

クローズドナイトメア(CLOSED NIGHTMARE)のあらすじとストーリーネタバレ

気がつくと、見知らぬ真っ暗な部屋。

鏡に映った自分の姿を確認するも、自分の顔であることがわからない。

どうやら、自身の記憶の一切を失っている様子。

 

部屋にある机の上には携帯電話とカバン。

さらに、自身の左腕に感覚がなく全く動かないことに気づきます。

しかし、驚くのもつかの間

携帯電話から激しいノイズのかかった音が流れだし

画面を見ると非通知からの着信。

 

電話を取ると幼い女の子の声で

『おはようございます、真莉亜さん。気分はどうですか?』

『まりあ…?』

『そう、あなたは上代真莉亞。この実験の参加者です。』

 

ここで初めて自分の名前が『上代真莉亜』であることを知ります。

『真莉亞… 私は…上代真莉亜?わからない、何も思い出せない。』

『そうでしょうね、あなたはまだ完全ではありませんから』

 

実験?完全ではない? いくつかの疑問が浮かぶ。

『あ、あなたは誰?私のことを知っているの?』

『あなたにはある役目を担ってもらいます。無事に実験が成功すれば、あなたを解放することを約束します。私のことは千鶴とお呼びください。それでは…』

 

問いかけにの答えは返らず、一方的に電話が切られる。

そのあと、電話のかかってきた携帯電話で助けを呼ぼうとするも

もう携帯電話には電源が入らなかった。

 

念のため一度、自分の持ち物を確認する。

ポシェットの中のミニサイズのタオルハンカチ。

ワンポイントで刺繍が入っているものののやはり見覚えはない。

 

財布には身分証は入っていなかったが

代わりに動物園の入場券の半券が入っていた。

もしかすると、自分が過去にこの動物園に行ったことがあるのかもしれない。

 

化粧品も、使い込んだような形跡があるが

自分が愛用していたという感覚はない。

 

所持品の確認を終え、ドアにかかっていた南京錠と鎖を外し部屋の外に出る。

ドアの向こうは一切の光がない完全な闇。

闇の中をしばらく進むと、視界がひらけ1本の廊下に辿り着いた。

 

薄暗い廊下を歩き、ドアをかたっぱしから叩き助けを呼ぶ。

しかし、ドアの鍵は開かず誰からの返事もない…

 

廊下を進んだ先にエレベーターを見つける。

しかし、ボタンを押すもエレベーターに一切反応はない。

仕方なく、来た道を引き返すと先ほど見つけたエレベーターの方から音が鳴り

出て来たのはマスクをかぶり血まみれの鉈を持った男。

出会うや否や、追いかけてくる男の追跡を逃れ

鍵の空いていたドアの部屋にすかさず入り込み

男が入ってこれないようにドアノブを必死に抑え込む。

ドアノブを押さえてから、数分ほどたった頃

ドアの向こうはすでに静かになっており男の気配はなかった。

安心したところで、ふと部屋の方に目をやると

そこには汚れた複数のマネキン人形がバラバラに散らかっていた。

 

その中の一つの手足のないマネキン人形が突然喋り出し

『私の手と足を返せ』と上代真莉亜に襲いかかる。

 

襲撃を振り払い、手足のないマネキンにバラバラに散っていた

手と足を元どおり直してやるとマネキンは3枚の魔法陣が描かれた

謎の文字記号が記されているカードを上代真莉亜に託し動かなくなる。

 

再び、入って来た廊下に戻ると廊下にはもう誰もいなかった。

しかし、先の方へ進むと紫色に模様の描かれたマスクをつけ

真っ黒なローブを羽織った男が、本を持って何かをぶつぶつと朗読している。

その手に持つ、本の表紙には上代真莉亜が所持していた

古びた紙に描かれている文字とよく似ていた。

その紙を差し出すと、男は紙を奪い去り立ち去って行った。

その後を追うも、曲がり角の先には誰もいなくなっていた。

 

八方塞がりになった上代真莉亜は仕方なく、最初に気がついた部屋に戻ることにした。

すると、最初は何もなかった本棚の中段にはみっしりと本が詰められ

棚の上には花瓶に生けられた赤と白の造花が1本ずつあった。

そして、机の上には古めかしいメモが1枚置いてあった。

『危惧していたことが現実となった、実験は失敗したのだ。

今やこの地は怨霊で満ち溢れ、先生は帰らぬ人となってしまった。

やはり、あの時無理矢理にでも止めていれば…

いや、今さら後悔してもどうにもならない、なんとしてでも生きて帰らねば。

全てがねじれてしまったこの地において正気を保っているのはおそらく私だけであろう。

それもいつまで保つかは分からない、正気を保てているうちにまともな思考を書き記しておこう、少しは役に立つかもしれない。』

 

さらに、部屋に落ちていた別のメモには

『今この場所は部屋のつながりがめちゃくちゃになっている

マネキン人形から紋章のカードを受け取り、カードには高度な魔法陣の模様が描かれている

書斎に戻ると明らかに様子が変わっていた。

このカードの紋章には見覚えがある。

そういえば、一定の研究成果を出したものが先生に提出していた研究成果報告書の中に空間を移動させる魔術研究の論文を見たことがあったはずだ。

その報告書で見たカードに似ていないか?

 

確か、空間移動の魔術にこのカードを使っていたはず。

術者に魔力がなくても簡単に魔術を発動することができると書いてあった

紋章カードはこの書斎で用いるものの使い道がわからない

とりあえず本を読んでみよう』

 

研究者のメモと、現在の状況を照らし合わせた上代真莉亜は

空間移動魔術の手掛かりを部屋の中で探し始める。

 

しかし、突然動かないはずの左手が勝手に動き出す。

怨霊の仕業であると慌てふためく上代真莉亜であるが

左手はひとりでに鉛筆を持ち始め、紙に文字を書き出す。

『おちついて』

そして、左手は自分が『八木仁美(やぎひとみ)』という

名前であることを続いて紙に書き出した。

どうやら、左手の八木仁美さんに敵意はなく

上代真莉亜に協力してくれることを約束する。

 

そうして、部屋の中で見つけた指輪を手掛かりに

空間移動の魔術の儀式であろう

部屋にある本棚に紋章のカードを挟んだエメラルドの本を

捧げ、その両端に2本の造花を捧げる。

 

すると、突然地震が起きたかのように部屋全体が揺れ出す。

部屋の揺れが収まるのを待ち部屋の外へ出る。

 

再び廊下を散策するも、先ほど同様他のドアは開かずエレベーターも反応なし。

マネキンがあった部屋のドアだけが開き、部屋に入るが

さっきとは部屋の様子が変わっている。

 

これは空間移動が、先の空間移動魔術が成功したということだろうか。

部屋にはまた仮面をつけた男がいる。

しかし、廊下で見た紫色の仮面の男とは違いこの男は黄土色の仮面をつけていた。

なにやら、自分の周りに机を囲いそこに置いた12体の人形の赤ちゃんを

時計回りに順番にあやしていることが確認できる。

もしかすると、今度はあの赤ちゃんの人形の中に

紋章のカードが隠されているかもしれない。そう考えた上代真莉亜は

仁美さんと協力し、ダミー人形を作り仮面の男があやしている

赤ちゃんの人形とすり替える事に成功した。

 

予想通り、赤ちゃん人形の中には新たな紋章のカードが入っていた。

これでまた新しい繋がりの部屋へ行くことができるかもしれない。

またそのほかに、ぶどうのブローチも手に入れた。

 

部屋を出て、上代真莉亜は協力してくれた仁美さんに感謝の言葉を述べた。

『なぜ?』と感謝の言葉に疑問を覚える仁美さんだったが

『何故って、私だけじゃどうにもならなかったと思うから』

と自分の左腕にまさに今取り憑いている怨霊に徐々に心を開き始めていた。

 

そして、再び研究者の手記を発見する。

『先生からの招待でこの地にやってくる事になった。

先生が言うにはここで私に魔術の研究をしてほしいのだと言う。

なんの魔術なのかは先生からはまだ教えられていない。

だが、おそらくわざわざ目隠しをして連れてくるくらいだから世間には公表しづらいものなのだろう。

あまりいい予感はしない、そして故郷に残してきた妻と娘が心配だ。

私は確かに魔術の研究をしてはいるが、実際に興味があるのは

魔術による奇跡などではなく各地で行われている魔術と言う文化そのものであり

それが生み出す結果ではない

先生が言うにはそれでも構わないとのことだが

ここに集められてきた他の学者たちの風貌を見る限り

文化面での研究をしているようにはとても見えない

さらには、およそ魔術には詳しいとは思えない女や子供がいることも不可解である』

 

上代真莉亜は再び最初の部屋へ戻ると

新たに手に入れた紋章のカードを使い初めと同様に棚にセットした。

すると、再び部屋に地震が起こる。

 

それにしても、紋章のカードは最初のものも新しく手に入れたものも

3枚ずつ配布されている。

実際に、使用しているのは1枚だけだが残りの2枚は何に使うのだろうか。

 

部屋の揺れが収まると、再び部屋の外へ出て探索を始める。

すると、廊下で銀城瑛翔と名乗る男と遭遇する。

どうやら彼も、上代真莉亜と同じようにこの建物に閉じ込められ

千鶴の実験に強制的に参加させられた被害者の一人のようだ。

そして、2人は行動を共にする事に。

 

廊下の奥に進み、部屋へ入るとやはり先ほどの部屋の様子とは違っていた。

部屋には、磔にされ胸にナイフを突き刺された男が頭を垂れていた。

ボロボロの衣服に腐食した肉、すでに生きていないことは明白だった。

しかし、突然暴れ出す死体。どうやらこの死体にも怨霊が取り憑いているらしい。

 

ナイフで体に突き刺された紙に何かが書いてある。

『この男が有罪だと思うのなら罰を与えよ

指を折り、罪に対する苦痛を与えよ。

この男が無実だと思うのならナイフを引き抜け。

ただし罪を犯したものは恩を忘れて救助者に襲いかかるだろう』

 

この部屋でも謎解き…

すなわち、この男のナイフを引き抜くか罰を与えるか

正しい選択をしなければ先には進めなさそうである。

 

とりあえず2人で部屋を探索する事に。

すると、一つのメモ書きを発見する。

 

『冥府のものを持ったまま外に出ることはできない

そして、冥府の扉の前では後ろを振り返ってはいけない

掟を違えば死の誘惑からは逃れられない』

 

そして、また新たなメモ。

『気の弱い男だと思っていたが案外に強情なようで頑なに罪を認めようとしない。

不眠不休で歩かせてみるが、膝を折っても心は折れないようだ。

ならばと本格的な拷問をかける事にした。

指を2本折った段階で、自白すれば許してやろうと持ちかけたところようやく自白した

あの2人には私の言う通りに証言する見返りとして望みを1つずつ叶えてやっている

これで準備は整った。』

研究員Bからの証言メモ

『研究員Bは研究員Aと部屋が隣の関係である。

就寝前に隣の部屋から物騒な物音が響き、少し扉をあけて廊下を覗き見ていた。

様子を確認していると、Aの部屋から男が出てくるのを目撃し

その手には盗品が握られているのをはっきりと見た。

 

その後、BがAを確認しに行くとおし黙るAの姿があった。

Aは頑なに何もなかった旨を主張しているが、ほおには殴られたような跡があった。

 

Bと男の接点はB専属の使用にんが不在の際に

B専属の使用人に依頼された使用人C(男の専属の使用人)が

Bの部屋にも担当することが数回ほどあった。

 

その縁もあったのか男が罪人となった現在CはB専属の使用人として働いている。

Bと男はたまに挨拶をする程度で本人同士の関係はあまりない』

 

使用人Cの証言メモ

『Cは男の人柄を高く評価していた。

夕飯後にBがAの部屋から出てくるのを目撃した日

日課になっていた就寝前のお茶を用意するために男の部屋を訪れた。

はじめ、男は何やら険しい顔をしており名前を呼びかけても生返事をするだけ。

しかし、突然何かを思いたそぶりを見せ、今からAに会いに行くと意気揚々に部屋を出て行った。

 

Aとは最近疎遠になっていたと聞いていたためCは不思議だった。

その日から妙に男からの心付けが多くなったのだと言う。

Cが事情を聞くと、男は臨時収入が得られたと笑顔で答えた。

その態度は何か隠し事をしている様子だった。

 

Cの仕事ぶりは丁寧で周囲からの評価も高く誠実な人柄に加え

見目麗しいその容姿について非常に人気が高かった。

他の研究者たちから専属の使用人の交代を何度か頼まれていたようだが

男は最後まで誰にもCを譲らなかった。』

 

A本人からの証言

『A曰く、夕食後最初男はAに金を借りにきたのだと言う

Aは男が賭け事に傾倒しており、普段から約束事を反故にする気質を知っていたため

頼みを断ろうとしたが、男の口調は徐々に脅迫めいたものになり

最終的には暴力を振るうようになったため仕方なく金品を差し出した。

 

頬の傷はこの時、男によってつけられたものだそうだ。』

 

『Aと男は出会った当初は意気投合した。

関係は良好だったがある日を境に、Aが男との距離を置くようになった。

Aは賭け事や勝負事には滅法弱く、騙されやすく

研究者の交流会で行われたお遊びではAがカモにされ大損をした。

 

これが原因で男との距離を置き始めた。

それ以来Aは滅多にギャンブルには手を出さなくなったとBが語っていた。

 

男が罪人として拘束された数日後、Aは高価な魔術具を購入している。

希少価値の高い逸品らしいが地道に貯めていた金で購入、

厄落としだとAは語っていた。』

 

そして部屋の中で、研究者のものと思しきメモを見つける

『桃は古くから魔除けとして使われてきた果実である。

なんとかこれを利用して、ここの怨霊から身を守れないものであろうか』

 

上代真莉亜と銀城瑛翔はこれらの証言メモから

男はAとBの嘘の証言、そして2人の口裏を合わせるように仕向けた

何者かの意図的な操作により罪の濡れ衣を着せられたと考え

男のナイフを引き抜くことにする。

 

すると、新たな紋章のカードを手に入れ、死体は光って消えて無くなり

桃のお守りだけがそこに残されていた。

 

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